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リンパについて

リンパの要は鎖骨・首!

全身のリンパ液が最終的に必ず集まる場所…
それが “鎖骨リンパ(鎖骨下静脈角)”
身体のゴミ捨て場ともいわれています。

リンパとは何?

身体の中には動脈や静脈といった血液循環のほかに、血液成分が毛細血管から周囲の細胞の隙間に漏れだした水分やタンパク質、静脈では回収できない分子の大きな老廃物を体外に排出するために心臓に向って運ぶ流れがあります。この流れる液をリンパ液といい、通り道をリンパ管と言います。リンパ管は血管と同様ほぼ全身、静脈に沿ってくまなく張り巡らされています。また、リンパ管が合流して太くなった流点をリンパ節といいます。

この全身を流れるリンパ液が最終的に集まる場所こそが鎖骨リンパ”です!

全身から老廃物や毒素などを集めてきても鎖骨リンパが詰まっていれば流れが悪く出口が渋滞し、顔周りや鎖骨周りが余計に重だるく感じてしまう可能性があります。そうならないためにも、出口の鎖骨リンパをまずはしっかりとほぐしてリンパの流れを確保しなくてはいけません。

リンパの役割

とても重要な2大作用といわれているのが“浄化作用”&“免疫機能”です。

●浄化作用

リンパ液は日常生活を送る中で溜め込んでしまう、身体にとって有害な物や不要になった栄養を回収し体外へと運び出してくれます。

  • 生命活動である代謝の際に出てくる体内のゴミ
  • 細胞分裂を終え死んだ細胞
  • タンパク質
  • バコ、排気ガスなどの化学物質
  • 体内で利用されなかった余分な糖分
  • 体内で利用されなかった余分な脂肪
  • 細菌やウイルス
  • 疲労物質の乳酸

さらにリンパ管が合流して太くなった流点のリンパ節ではリンパ液の中をきれいにしていく「体内の浄化フィルター」の役目を担っています。

●免疫機能

リンパ節は全身に800か所ほどあります。リンパ節は回収した老廃物等をろ過しリンパ液をきれいにしてきく浄化機能に加え、病原菌を退治し身体を守る免疫機能があります。 リンパ節の中では白血球の中でも最強のリンパ球が作られ、日々ウイルスや細菌と戦いながら私たちの身体を守っています。リンパ球は一度戦った細菌やウイルスの性質を記憶して、同じ病原菌が再び侵入したときにも素早く抗体を作り出して身体を守る生体防御の能力を持っています。新たに作り出されるリンパ球にも記憶が反映されます。

リンパ節は直径2mmの小さいものから直径3cmの大きなものがあります。大きなリンパ節の中でも主要リンパ節というものがあります。この主要リンパ節の働きが低下するとリンパの流れも滞り、身体全体の不調を感じやすくなります。その為、健康と美容を守るためにはとても重要なリンパ節であり、この主要リンパ節は絶対に外せないほぐし場所です。 ※時のへや整体ではお悩みや症状に合わせて、リンパ節も一緒にケアしています。 リンパマッサージではボディメニューすべて主要リンパ節をケアします。

主要リンパ節

鎖骨リンパ 全身のリンパが必ず戻る場所(ゴミ捨て場) 全身のむくみ、慢性的なだるさ、肩コリ、首コリ
頸部リンパ(首) 顔のむくみ、たるみ、シミ、二重あご、肩コリ、首コリ
腋窩リンパ(脇の下) 腕のむくみ・たるみ・疲労感、肩コリ、免疫力低下(呼吸器系)
※呼吸器系に対する免疫作用が一番働く場所なので、外部からウイルスが入った時は腫れて痛む場合有
鼠径リンパ
(太ももの付け根)
下半身全体のむくみ・疲労感、脚太り、冷え、ヒップのたるみ
膝窩リンパ(ひざ裏) ひざ下(ふくらはぎ・足首・足裏)のむくみ・疲労感、膝上セルライト

なぜ首も重要なのか?

頚部(首)には全身のリンパ節の内300箇所以上のリンパ節が集まっています。(風邪を引いたときに首筋が腫れることがありますが、これは頚部(首)にあるリンパ節が細菌や異物と戦っているからです。)

このリンパ節が詰まると本来の働きがにぶり、体内に老廃物や毒素が溜まってしまいます。全身にあるリンパ節の内の約3分の1が集まる頸部(首)の働きがにぶれば、顔がむくんだり、シミ・そばかすができたり・頭痛や耳鳴りがしたりと健康にも美容にも支障がきたします。

リンパの流れについて

リンパの流れ、リンパ節の働きが悪くなるのはなぜか?

リンパは動脈とは違い、心臓のポンプでは流れません。その他の動く力を借りてリンパ液を流しています(受動輸送)。リンパ液を流すのに力を貸してくれるのは次の通りです。

  • 骨格筋の運動による骨格筋ポンプ(日常生活の動きや運動など)
  • 呼吸、胸腔内の圧力変化による横隔膜ポンプ
  • 腸の受動運動による内臓筋ポンプ
  • 動脈の拍動によるポンプ
  • 皮膚組織への刺激による外部的ポンプ(リンパマッサージなど)

その流れはとてもゆっくりで個人差はありますが、血液が1分で全身を回るのに対して、リンパ液は約30㎝しか進めません。

リンパ液は健康な身体でも元々ゆっくりと流れる仕組みです。
不規則な生活、体調が思わしくない、身体の疲れ・コリを感じる、筋力が少ないなどの場合、リンパ液を流す力も弱まり、より一層流れがゆっくりとなってしまう為、リンパの流れとリンパ節の働きも低下してしまいます。

下記のことに思いあたることはありませんか?

  • 仕事をして帰ってきても、食事の支度・洗濯物・掃除・家族からの頼まれごとで休む暇間がない
  • 毎日、仕事と家事のため遅寝・早起きと睡眠時間を削っている
  • 上司、職場の仲間と気が合わず毎日ストレスを感じる
  • 一日中、パソコン業務・立ち仕事と固定した仕事で身体が硬くなっている
  • 心配事で夜も寝付けなかったり、眠れない
  • 40歳を超え、更年期症状が気になってきた
  • 体力、筋力が以前より落ちたと感じる
  • 休みの日ほど、やることが多い

「現代人、日本人は働き過ぎです」とよくTVでも取り上げられています。実際、自分の一日を表に書き出してみると「よく働いているなぁ」と感心してしまう人が多いのではないでしょうか。上記の表をみて思い当たる人はリンパの流れが低下している可能性が十分に考えられます。

リンパ本来の働きを取り戻すには
身体を癒すことが一番大事

健康的な規則正しい生活をするとおのずと身体も整い、リンパの流れも改善されます。
十分な休息、早寝、早起き、バランスの取れた食事、適度な運動・・・でも忙しい毎日を送る中でそれは現実的に難しい人も多いと思います。それに正直、面倒くさいという気持ちもありますよね。そういった毎日が忙しい方はぜひ、プロの人に身をゆだねてください。時のへやでは症状又は好みに合わせて、整体とリンパマッサージが選べます。

自宅でのセルフケアももちろんあります

  • 毎日のストレッチ
  • 筋力トレーニング
  • 適度な運動
  • ゆっくりと湯船につかる
  • バランスのいい食事
  • 寝、早起き
  • クリームを使って気になる部分をマッサージ ※クリームを使うと滑りがよくなります。
  • 息抜きをする
  • 十分な睡眠

まずは自分で何とかしたいという方は上記の中から、自分ができることからはじめてみてください。

時のへやの整体は整体×リンパケアの融合技

「リンパケアをするならやっぱりリンパマッサージでしょ!!」

現在のイメージだと誰もが迷わずに思い浮かべると思いますが、整体でもリンパケアが行えます。
又、症状によってはリンパマッサージよりも整体でのケアの方が断然効果がある場合もあります。

表面のリンパの流れが滞っているだけの場合はリンパマッサージだけでも十分な効果が得られますが慢性的なコリや身体の歪みが滞りの原因だと、まずは身体の筋肉を整える整体がおすすめです。時のへや整体はリンパ節のケア理論も取り入れていますので、コリのケア・身体の歪みがなくなるだけでなく、むくみ解消・身体のたるみケアなどリンパマッサージと同じような効果もあります。
身体の疲れの自覚症状が強い方ほど、まずは整体でのケアをおすすめします。

全身施術の大切さ
リンパケアは部分施術では効果が半減

上記にも書いておりますがリンパケアには絶対に外せない主要リンパ節があります。この場所を施術せずに部分的な施術をすると、リンパケアの効果が十分に得られなくなります。

脚だけ・腕だけ・上半身だけと部分的に整体施術やリンパマッサージを受けて施術後、施術していない部分が重だるく感じたり、違和感を覚えたことはありませんか?

これは施術した部分は流れがよくなったけど、施術していない部分の流れは悪いままのため、その場所に老廃物が溜まり渋滞している状態です。一か所の流れが良くなっていても他が滞った状態ではその滞った場所に負荷をかけてしまうため、健康的・美容的に考えても身体にいい状態とはとても言えません。整体でも一番悪い部分が改善されると今までの慣れた身体のバランスが変わり、他の悪い部分が気になったりと違和感を覚えます。

せっかく忙しい中用意した大切な時間、何よりも施術の効果を最大限に得るためにも時のへやでは全身施術をおすすめしております。

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